UHA-6S.MKⅡ レビュー
先日届きましたポータブルヘッドホンアンプ、UHA-6S.MKⅡですが現時点で気付いたこと等つらつらと書いてみたいと思います。
当初の目論見はiPad miniとの組み合わせでUSB入力で使うというものでした。
(到着時の画像の使い回しですがw)こんな感じでiPad miniにLightning−USBアダプターを接続、用意しておいたMonster CableのA端子〜microUSBのケーブルにてUHA-6S.MKⅡと接続。UHA-6S.MKⅡは背面に電源のスイッチと充電のスイッチがあり充電のスイッチをオフにすれば給電ケーブル無しでiPad miniと接続して音が出ます。
暫くこの形で運用をしていたのですが何というか音に元気がないというかそんな感じでした。
そこで試しにiPod ClassicにDock~miniのケーブルでライン入力で試してみました。
こちらの方がはるかにいい印象。USB接続の音が大人しく平板なのに比べライン入力のほうが明らかに音に躍動感があり立体的でもあります。
この2つの入力方法の違いでなんで音にこんなに違いが出るのか!?
どうやら入ってくる信号の強さに差があるようです。
iPod Classicからのライン入力で試しに250ΩのDT770PROと繋いで聴いてみるとゲインをHighにしてボリュームが9時〜10時の間ぐらいが丁度いい感じですがこれがiPad miniからのUSB接続ですと同じくゲインHighで何と3時の辺り…全開に近い所でようやく同じぐらいの音量が取れるものの先程書いたとおり平板で先の細い元気の無い音しか出ません。
試しにiPad miniでなくPCからだとどうなるんだ!?と試した所ボリュームはおよそ12時近辺。iPad miniと比べると幾分良くはなるもののライン入力と比べると今ひとつな感じです。ちなみに充電スイッチのオンオフで音質・音量に変化はありませんでした。
USBの方が信号が弱いのかどうか判りませんがそれをむりくり増幅させてるから音に躍動感がない印象です。
この結果は少々意外でしたが自分の聴くジャンルの音楽(主にヘヴィなメタル)には圧倒的にライン入力の音のほうが合っているため当初の予定とはズレが発生しましたがiPod Classicとの2段構成で使っております。
今日都心の方に出かける用事があったのでeイヤホンでGo-Dap DDと同軸入力での具合を試してみましたがやはりUSB同様ライン入力よりはボリュームを開かねばならずUSBよりは立体感は感じるもののライン入力には及ばない印象でした。
ここからの高音質化となるとDo-Dap DD或いはAlgoRhythm Soloの同軸でなくライン出力を使ってというのが考えられますが3段運用はメンドい…
という事でここで急にiModが浮上してきましたw
iDeviceからのデジタル出しが主流となった今となっては過去の遺物的認識だったのですがライン入力の印象がこう良いとiModの活躍の場がここにあるように思います。これについては改めて別記事で書こうと思います。。
話がだいぶ脱線しましたがデジタル入力での運用だと力を出し切れてない感じですがライン入力での音を聴く限りは素性のいいアンプだと思います。
前述したとおり250Ωのヘッドホンでも気持ちよく駆動します。イヤホンだと逆にゲインHighだとギャングエラーの出る辺りに引っかかってしまいますがゲインLowにて運用すれば大丈夫です。といってもゲインHighにした方が気持ちいい音が出るような気がします。そういえばゲインHighにすると無音時に少しサーというノイズが乗りますが音が出れば気になりません。
あとはオペアンプの交換ができたりするので追々その辺りのレビューなんかもできればいいですね。。
2013/04/08 | Amp, Audio, UHA-6S MK2 UHA-6S.MKⅡ
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